LiteCADは、AutoCAD標準フォーマット(DXF/DWG)に対応したフリーの海外製CADソフトです。シンプル且つ軽量で、USBなどの外部ドライブから起動できるのが特徴です。
ダウンロードとセットアップ
ダウンロードし、解凍するだけで起動できます。古いバージョンの初回起動時に表示される「Recent Files List is empty」は、「最近作業したファイルの一覧を表示しようとしたけどなかった」というエラーなので問題ありません。
インターフェイスの日本語化
LiteCADの日本語化の方法をまとめています。サンプルの言語定義ファイルは完全なものではないので注意してください。
日本語の含まれるCADファイルの表示方法
日本語を表示させるには、同梱のLCFont.exeを使って日本語フォントファイルを作成し、それを読み込む必要があります。フォントの設定と、文字コードのトラブルの話が建築資料館さんに詳しく載っているので、ご参照ください。
簡単な操作方法
機能は全てコマンドとして用意されており、メニューバー/ツールバー/コマンド入力から実行することができます。全てのコマンドが、以下の例と同じような操作で実行できます。
コマンドの入力
全てのコマンドは、キーボードから入力できます。大文字・小文字は区別されず、エンターキーまたはスペースでコマンドを確定することができます。IMEが日本語入力モードの時には入力できません。
線を引く
コマンド選択
ツールバー上のLINEコマンドを選択するか、キーボードでLINE (又は単にL)と入力し、確定させます。
始点・終点
左クリックで各点を指示し、連線を書きます。
コマンド実行(終了)
右クリック後[Exit]を選択するか、[Esc]キーを押すとLINEコマンドを終了します。
オブジェクトを消す
コマンドを選択していない状態で、左クリックでオブジェクトを選択します。右クリックで[Erase]を選択するか、[Del]キーを押す、またはERASEと入力すると選択したオブジェクトが削除されます。コマンドを先に入力/選択していても構いません。
基本操作
- 左クリック
- 矩形選択・オブジェクト選択
コマンド実行時はオブジェクト選択や座標(指定点)の確定 - 右クリック
- コマンド選択メニューのポップアップ
コマンド実行時はコマンドの終了・確定・進行 - マウスホイール
- 図面の拡大/縮小/移動
- Esc
- オブジェクト選択の解放、コマンドの終了
- Enter, Space
- コマンド入力の確定
- Delete
- ERASEコマンドの実行
まとめ
デフォルトのファイルフォーマットは独自形式のlcdという拡張子のもので、DXF/DWGは同梱のDLLファイルを使って読み書きしているようです。対応フォーマットをDLLで用意している点やコマンドの一貫性、多言語化への対応を見るに、シンプルさだけでなく拡張性を意識して作っているようなので、これからにとても期待できるCADソフトです。
